私はチーズケーキが大好き。時々無性に食べたくなって作ります。
一番好きなのは、しっかり固めに焼けたベイクドチーズケーキ。
といっても、普段はクイジナートのフードプロセッサーでガーッと混ぜてオーブンで焼くだけです。新しく使うようになったホームベーカリーのケーキコースで簡単に焼けたらいいな、と思って試してみることにしました。
付属のレシピ本にはチーズケーキの作り方は載っていません。1回目は普段オーブンで焼いている分量そのままのレシピで作ってみました。
ホームベーカリーのケーキコースだけでチーズケーキは美味しく作れるのか?トライしてみた結果をご紹介します。
HBでチーズケーキを焼いてみた
まずは、いつも作っている材料を揃えてから、計量。
自宅でベイクドチーズケーキを焼く時は、栗原はるみさんのレシピを使っています(※雪印のクリームチーズ箱に印刷されてあった分量を参考に)
正式なレシピではクッキー土台がありますが、私は土台無し。最近作る時はレモン汁多め、バニラエッセンスを加えています。
レシピ分量といつもオーブンで作っている方法はメインブログに書いてあります。
今回のクリームチーズは先日コストコへ行った時に買っておいた大きな箱入りを使いました。
1.3kg入っているこの大きなクリームチーズはクセが無くてクリーミーな味です。酸味が少なくて柔らかいからチーズケーキも作りやすいです(←すでに2回作りました)
買った時の記録はメインブログの過去記事に書いてあります。
箱を開けると、巨大な1本のクリームチーズです。6等分にできるように破線がプリントされていて、大体1カット225g前後に切り分けられます。まあ、アバウトな感じですけれどね(↑上写真は購入時に撮影)
包丁でスパッとカットして、この1カットで約210gでした。カットした後はカット面をラップで2重に塞いでビニール袋に入れてから冷蔵庫のチルドルームで保管しています。
このままでも柔らかめのクリームチーズではありますが、ホームベーカリーに混ぜるのも全部やってもらいたいからレンジで1~2分加熱して柔らかくしておきました。
HBに全ておまかせでチーズケーキは焼けるのか?
材料も準備OK!
ホームベーカリーのパンケースに羽根をセットして、液体系の材料から先に入れます。粉系を先にいれてしまうと失敗バナナブレッドの時のように粉が混ざりきらず底に残ってしまいます。
ケーキの時もパンと同様に液体系からパンケースに入れることを忘れずに。
材料を全て入れたら、パンケースをホームベーカリー本体にセット。
ホームベーカリーの電源を差してから、メニュー番号「12」のケーキコースを選択します。
ケーキコースは、「ねり」と「焼き」の合計2時間コースです。
レシピブックにはねり時間と焼き時間の明確な分数は書いてありません。バナナケーキを焼いたときに計った時は、「ねり」が約15分でしたので、「焼き」は約1時間45分。
でも「焼き」に入ってもすぐ高温になるわけではないです。ケーキメニューでは「焼き時間」を調整することはできませんが、メニュー番号「E」が「焼き」というメニューで低温・中温・高温で焼き時間を設定可能です。
まだメニュー「E:焼き」のみ使用まで至れておりません。まずはケーキメニューで好きなケーキを自由に焼けるようになりたいと思っています。
HBのケーキコース、ねりはスパチュラで少し手助けが必要
チーズケーキの材料を入れてスタートしてから、パンケースのサイドや四隅に少し残ってしまう粉やチーズをスパチュラでこそげ落としなが生地に戻してあげるときれいに混ざってくれます。
特に1.5斤タイプのHBでケーキを作る時は、生地が柔らかいために四隅の材料が混ざりにくいです。説明書ではケーキコースを使うときには材料を予め混ぜておく、と書いてあります。事前に混ぜてからスタートさせる方が確実に均等な生地になるはずです。
でも、せっかくHBに「ねり+焼き」というケーキコースがあるのだから、パンケースの中で全部済ませられたらいいな、、と。
エムケーのホームベーカリーはコネにパワーがあります。約15分間かなりパワフルな回転でねりを行ってくれますから、ねり上がりはこんなに滑らかでふんわりしたケーキ生地になるんですよ。
このまま焼いてもいいけれど、見栄えを良くするためにねりが終わった時点で羽根をパンケースから取り出しました。調理用のビニール手袋か食品保存用の清潔な薄手のビニール袋に手を入れて、回転が止まった後の羽根は取り外すことができます(※説明書には書いてありません。自己責任でお願いします)
ホームベーカリーでチーズケーキ、焼き上がり後にパンケースから取り出す時の注意点
焼き上がって、完成です。蓋を開けたらこんがり焼けた小さめのケーキが見えました。
焼いている途中からずっとベイクドチーズケーキの香りがして、香りだけはすごく美味しいそう。でもチーズケーキとしてちゃんと出来ているかはこの時点ではまだ分かりません。
パンケースを本体から出して(熱いので必ずオーブンミトンをつけましょう)
このまま粗熱を取ります。ベイクドチーズケーキは膨らんでも冷めると縮みます。気にせずこのまま待っていましょう。
私はここで1つ失敗をしました!
まだパンケースが熱いうちに取りだしてみようかな?と魔が差してパンケースを傾けてしまったのです。まだ柔らかい生地が傾けられたことで四辺が内側に折れてしまいました(涙)
冷めてからパンケースから取りだしたら、少ししょぼんとした変な四角形に、、。
この四辺のグニャッとしたゆがみはその時に出来てしまいました。次回への反省点です。
それから、焼く前に少し心配だったパンケースからの取りだしは簡単でした。逆さにするとあっという間に取り出せましたので、この点は心配不要でした。生クリームの油分たっぷりだから生地がパンケースから剥がれやすいです。
ホームベーカリーは底面に熱源があるため、底の部分の焼き色は強めです。でも今回使った分量では焦げるほどではなかったです。これくらい焼き色が着いている方が底が安定してクッキー生地見たいにしっかり焼けて底部分も美味しかったです。
HBでチーズケーキは成功か?失敗か?冷やしてから食べてみました!
完成後、粗熱を取ってから冷蔵庫で1晩冷やして、翌日食べてみました。
果たして、チーズケーキはどんな状態に仕上がっているのでしょうか??
失敗か?成功か?
切って食べてみましょう。
包丁を入れた時、中までしっかり焼けている重い感覚があり、生地は大丈夫そう。
焼いて冷めて縮むため、中心部分が凹んでしまうのは丸形で焼いても同じだから仕方ないかな。
カット面は、以外にキレイ♪
事前に混ぜずにホームベーカリーに全てお任せしたから、クリームチーズの細かな粒は少し残ります。これも許容の範囲内。
問題は、味ですね!
初のHBチーズケーキ、へんてこな形ではあるけれど、味さえ良ければ文句ないけれど、、。
おお!美味しい!
というか、いつもクイジナートで混ぜてオーブンで焼いている味にかなり近いです!
どちらかというとHBの方がパンケースの形で両サイドに端の部分が多いためか、濃厚な味に感じます。
レモンの酸味も残っていますし、クリームチーズの滑らかさもちゃんと感じます。
結果、普通のベイクドチーズケーキがホームベーカリでも焼けることが判明!
次回への課題
初のHBチーズケーキは、取り出し時の自分の失敗以外は味は全く問題なく美味しく焼けました。
自宅で気軽に作って食べるなら見栄えは気にせず、これでも十分だと思えます。
ただし、HBでチーズケーキが無難に焼けると分かったらもっと改善したくなりました。
改善したい点は、
- 縮みを減らしたい
- もう少し形をキレイに焼きたい
- もう少し高さがほしい
など、味と言うよりは形の改善点です。
たぶん、今回使ったレシピでは縮まずに高さを出すのは難しいです。もともとの分量がかなりゆるめの生地だから膨らんでも縮みます。
とすると、もう少しパウンドケーキに近いチーズケーキの配合なら縮みを減らせるかもしれません。
まとめ
大好きなチーズケーキをホームベーカリーで焼けたらいいなと思って、初トライしてみました。
形はイマイチだけど、HBのケーキコースはとっても便利だと再確認もできました。
私の使っているHBは1.5斤タイプでパンケースが横長です。このチーズケーキを焼いてみる前にレシピサイトなどでも事前に調べてみたのですが、1斤タイプのレシピが殆どで1.5斤で好みのレシピが見つけられませんでした。
でも、1.5斤の大きめのパンケースの良さを生かせば、もっと美味しいチーズケーキがHBで作れそうな気がします。今回のチャレンジをステップにして、チーズケーキ2回目も作ってみます。
次はどんなチーズケーキが焼けるでしょうか?楽しみがまた1つ増えました♪
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