HBで塩糀パン♪ふっくら軽くてしっとり甘い!トーストすると外カリ中ふわのギャップが旨し

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使っているエムケーのホームベーカリー「ふっくらパン屋さんHBK-152」には【塩糀パン】メニューが付いています。

お肉やお魚のお料理では塩糀(しおこうじ)をよく使っているものの、パンの材料に利用したことは今までありませんでした。

塩糀でパンを作ったらどんな味になるの?塩っぱいの?膨らむの?

気になって作ってみたら、「塩」のイメージとは全然違う甘みがあってふんわり軽い食感のとても美味しいパンが焼けました!

HBで焼ける「塩糀パン」をご紹介します。

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HB塩糀パンが焼けるホームベーカリー

塩糀は市販品も身近に買えるようになって、とても使いやすくなりましたよね。

私も富澤商店やデパ地下の食料品売り場で生麹を買って、塩糀と醤油麹を自宅で作っています。お肉やお魚を漬けてから焼くだけで簡単でとても美味しくなるため、家族のお弁当作りで大活躍。

発酵中は切らしてしまうことがあり市販の塩糀もよく購入します。市販の塩糀は粒の大きさが選べたり、チューブ式で冷蔵庫でも場所を取らない形状の商品も多く使いやすいです(※自宅ではジップロックコンテナに作ってそのまま冷蔵庫に入れてます)

ただし、市販の塩糀は中途半端に少しだけ残ってしまう時があり、小量でも何かに使えたらいいなと思っていました。

今年9月にふるさと納税で長野県千曲市から頂いたエムケー精工のホームベーカリーには「塩糀パン」のメニューが付いていて、この機種に決めたポイントの1つでもあります。

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HB塩糀パンに使う「塩糀の分量」と「使える塩糀の種類」

このHBの自動メニュー「」が「塩糀パンメニュー」、食パンと同じような山形パンが焼けます。

使う塩糀の分量は1.5斤パンの場合、「15g

大さじで計量すると、大さじ1弱ぐらい。意外と少ない分量です。

そして、使える塩糀は「塩分10~13%」のものを使うように取扱説明書には書いてあります。塩糀の粒の大きさについては明記されていません。でも、粒が大きいと焼けたパン生地に粒が残るような気がします。

取扱説明書には「マルコメ 生塩糀」がおすすめとして記載されていました。

スーパーで買っていた商品と同じだったため、今回はこのマルコメの塩糀で作ってみることに。

HBで作る1.5斤塩糀パンの材料と分量

塩糀15gを材料に加えて作る塩糀パン、付属レシピブックに書いてある材料をよく見てみると水や粉の分量が約1割ずつ少ないことが分かります。

加える塩麴は15gなのに、「なぜそんなに材料が減るのだろう?」と少し疑問が湧きました。

とにかく、焼いてみましょう!

作った分量を書いておきます。自分の作りやすい分量に直しているためレシピブックとは少し分量違います。

▼1.5斤塩糀パンの分量▼

材 料 1.5斤分
240ml
強力粉 360g
砂糖 大2+1/2(約20g)
小1(約4g)
バター 20g
スキムミルク 大1+1/2(約9g)
ドライイースト 1袋3g
塩糀 15g

※ドライイーストは1袋3g入りを使用しています

基本の1.5斤食パンの分量と比較すると材料が全体に少なくなっていることが分かると思います。

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HBの設定は「3:塩糀パン」でセット。1.5斤、焼き色「ふつう」

電源を入れたら材料を入れたパンケースをセットして、スタートボタンを押すだけです。

焼き時間は、1.5斤で4時間10分。

基本の食パンよりも10分短め。

塩麹パンが焼けました!良く膨らんで釜伸び良し

4時間10分後、1回目の「塩麹パン」が焼けました!

水も粉もいつもより少ないのに、すごく膨らんで大きく焼けています。

焼き色も、滑らかですごく釜伸びしていました。

焼き色も均等で、美味しそうな見た目です。

上部の白い部分は、釜伸びして盛り上がった時に後から膨らんだ部分です。

アップ写真にしてみると、釜伸びの良さが分かりますね。

確かに、材料はいつもより1割ほど少ない分、パンケースから取り出す時にほんの少しだけ軽いような気がしました。でも普通の食パンの時と重さや大きさの面での違いはそんなに感じないです。

ふんわり軽い仕上がりの塩糀パン、しっとり柔らかで食べやすい!

夜焼いて、翌朝スライスしました。

カットした時に、初めて食パンとの大きな違いを発見!

パン生地がとてもふんわりやわらかく軽いのに、生地がしっとりキメ細やか。

カット面に気泡が残っているものの、これは釜伸びした証拠。

とにかく生地が「ふんわり・しっとり・柔らかい」

キメも細かくて、軽いだけじゃない繊細さ。

柔らかいけれどブレッドナイフできれいに切れます。

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このまま食べてみると、生地が甘い!

塩麹は塩分が多いけれど、このパンは小麦粉の甘みが引出されているみたい。

しっとりキメ細やかな生地だから余計甘みを感じるのかもしれません。菓子パンのような甘さとはちがう「旨み」を感じる甘さです。

塩麹が入っただけなのに、不思議!!

この食感、とても好きです♪

塩糀パンで朝食♪トーストするとサクサクしっとり!「超熟」「超芳醇」に似てるかも

塩麹パン、朝食時はトーストして食べました。

そのまま焼かずに食べても美味しいけれど、トーストしたらまた1つ基本の食パンと違う点を発見!

このトーストは、ピピッとコンロのグリルでトーストモード自動「弱め」で焼いています。基本の食パンをこの設定でトーストするとあまり焼き色がつきません。でも塩麹パンは同じ時間焼いてもカリッとした焼き色がつきました。

焼き上がりも1枚が軽めに感じます。とにかく軽くサクッとしたトーストに焼けてました。

焼きすぎたかな?とちぎって食べてみると、中はもっちり柔らかしっとり食感!

全然固くなっていません。ちぎる時も中の生地が伸びて付いてきます。

食感も軽く、食べやすいです。

焼かない時の方が甘みを感じます。でもトーストすると食感が楽しめます。外側のカリカリ軽い部分と中のしっとりきめ細かな部分のギャップが美味しい。

市販の食パンに例えて言うなら、パスコの「超熟」、ヤマザキの「超芳醇」をトーストした時の中心部分(耳の部分は全然違う)に少し似ているかも。

まとめ

初めてHBの「塩糀パン」メニューで焼いた塩糀パンは、またしても予想とは全然違う美味しいパンでした。

塩糀という「塩味」のイメージとは全然違います。糀が旨みを引出だす独特の甘みと軽い食感。でもただ軽いだけではなく、キメが細かくてしっとりもっちり。

トーストすると新しい食感が生れます。本当に意外なほど美味しいパンでした。

その後、2回同じ分量で作りました。2回とも同じように良く膨らみ失敗なし。

基本の塩糀パンは失敗無く焼けることが分かったから、次は塩麹パンのアレンジ食パンを作ってみます(←基本のレシピブックには塩糀パンのアレンジメニューも載っています)

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