ホームベーカリーで1番作る回数が多いのはレーズンパンです。今はコストコのレーズンを入れて作っています。
でもレーズンは何グラムがベストな分量なのでしょうか?
付属レシピは1.5斤の場合は70gと書かれてありますが、70gでは少ない気がして100g、120gとに増量して焼いてみるともっと増やしても美味しく焼けそうな気がしました。
ということで、レーズンは何グラムまで増やしても美味しいパンが焼けるのかチャレンジ!
今回はレーズン150gに増量して焼いた時の生地や硬さについてご紹介します。
HBレーズンパン、レーズン150gで焼いたらもっと美味しくなる?
コストコのレーズンは大袋でたっぷり入っています。大容量だけどレーズンの粒は大きくて甘みがしっかり、クセもなくてとても食べやすいレーズンです。
▼このレーズンです
1袋に1kg以上たっぷり入っていますから、レーズンパンもいろんな分量で試し作りも気軽にできます(←値段も安いから)
以前もご紹介した富澤商店のレーズンは、優しい味で「ぶどうパン」という感じの懐かしくてほっこりする味のパンが作れます。好みにもよるかと思いますが、繊細なぶどうパンには富澤商店のレーズンが向いている気がします。
一方、コストコのレーズンはまさに「レーズンパン!」という風味も味もしっかりした感じのパンが焼けます。クルミ・アプリコット・ドライいちじくなど他の具と組み合わせる時にも存在感がちゃんと残るレーズンです。
ホームベーカリー付属のレシピでは1.5斤パンに入れるレーズンは70gと書いてあります。1回目はレシピ通り作り、生地のふわふわ感には感動したけれどレーズンが少ない気がして、その後100g、120gで焼いてみたことは過去記事にも書きました。
100gがちょうどいいのでは?と思いつつ、200gぐらいまで増やしても美味しく焼けるのでは?と思い、150gと200gで作ってみることに(⇒150gで焼いてみて分かった事があり200gで作るのはやめました)
HBレーズンパン、150g入れた時の焼き上がりの様子
生地は今まで焼いてきたレーズンパンの配合と同じです。ミックスコールで入れるレーズン分量を150gにしただけ。
焼き上がり直後が上↑写真。
焼き色はちょうど良いけれど、あれ?ちょっと山に偏りができていました。
パンケースから出してみると、山の偏りがはっきりしました。
うーん、手前の1番山の高い部分がほぼ普通の食パンの高さですので、山の高さに差が出た状態で焼けてしまったのは確かでした。
下↓の写真は翌朝スライスする時のものです。
真横で見ると、形の不均等さが分かりやすいですね(汗)
生地の中の様子が気になります。カットして中を見てみましょう
レーズン150gのHB1.5斤パン、スライスしてみたら、、
山の高い方からスライスしてみました。
カットしてみると、形の不均等さとは違って生地の中にほぼ均等にレーズンがミックスされています。外見だけでは判断できませんね(笑)
山形の不均等はレーズンの分量が増えたためだと思われます。
でも、いつもより生地にふんわり感がありません。夜焼いて朝スライスするのがいつものパターンですけれど、生地の内側がやはりいつもより固めです。
焼かずにそのまま食べてみると、味は問題なくレーズンの香りと甘みがわりと均等で問題ありません。しかし、翌日以降はトーストせず食べると生地の目が詰まった感じで味は落ちていないけど食感がもっと固く、手でちぎるとポソッと。
では、トーストなら数日間大丈夫でしょうか?
150gレーズンパンで朝食♪トーストの場合は何日後まで美味しい?
いつもの簡単朝食写真です。
トーストすると黒糖パンのようなきれいなブラウンカラーに焼けました。レーズン150gの糖分のおかげでしょうか?
味自体は甘すぎず、風味あるレーズンパンです。
トーストするとコストコのレーズンは大粒だから、ジューシーに♪
何度も書くようですが、味はとても美味しいレーズンパンです。
2日目でもトーストすると香ばしさと風味は変わりません。でも3日目の食感は明らかに固くなっていました。
正確には「固い」というよりは「伸びがない」
レーズン150gにすると、フワフワ感は全く無く、どっしりとした食感。
70gと100gの時はレーズンがまばらな感じではあるものの、生地はとってもフワフワ、3日後でも柔らかいパンでした。
1.5斤レーズンパン、フワフワの生地が好みなら100g以内がベストかも
ということで、150gでも美味しく焼けるけれど生地が固めになりふんわり感がその分出ません。200gはもっとその傾向が強くなると思われ、作らないことにしました。
レーズンの分量を70g、100g、120g、150gといろいろ試してみたけれど、我が家の好みは80g~100g以内でした。
フワフワ食感にはレーズン100g以内がベストかも。
まとめ
1番焼く機会が多いレーズンパンは家族も大好き。使っているHBでの好みの適量はどれくらいなのか?と思って数量をいろいろ変えて作ってみました。
レーズン分量チャレンジで具材の量と出来上がりのパン生地のフワフワ感は反比例が良く分かって、以降は、他の具材を入れるアレンジパンも80g~100g以内で作るようにしています。チャレンジもやってみるものですね。
材料の10g~50gの差は小さいようですが、パン生地にフワフワ感を求めると大きな差になります。パンの好みの食感が分かると具材を入れる分量も決まるから、悩まずに済みます。
そのまま食べても、チーズを挟んでも美味しいHBレーズンパン。フレンチトーストにすると格別に美味しいです。
この分量をベースにその後もいろんなアレンジパンを焼いています。少しずつご紹介していきますね。
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