初焼きは、基本の食パンです。
メニュー番号「1」
サイズは「1.5斤」。材料は付属のレシピブック通りに。
焼き色も設定そのままいじらずに「ふつう」(※うすめ、濃いめも選択可能)
1.5斤食パンは完成まで4時間20分(1斤は4時間10分)
基本のメニュー設定が1.5斤分になっているから、わざわざ1.5斤を指定しなくても良いのが便利。
材料をセットして、メニュー番号「1」でスタート。
さあ、どんな食パンが焼けるでしょうか?
食パンの材料
基本の食パンコースの材料はとてもシンプル。
水、強力粉、砂糖、塩、バター、スキムミルク、ドライイースト
スキムミルクは風味・焼き色・光沢を良くし栄養価をあげてくれる材料です。水の一部を牛乳にしてもOK(予約で焼く時は牛乳は不可)
1回目はホームベカリーのレシピブックに記載されている分量通りきっちり計量しました。
2回目以降は、自分なりに分かりやすい分量に直して作っています。
レシピブック通りにしていない点は下記2点です。
(変更1)付属スプーンではなく大さじと小さじを使用(計量スプーンの5cc⇒小さじ、15cc⇒大さじ)
(変更2)ドライイーストは現在3g入りの個袋を使用。1.5斤も1斤も同じ1袋(3g)で焼いています。1.5斤でも特に問題なく焼けています。
▼現在作っている食パンの分量▼
材 料 | 1.5斤 | 1斤 |
水 | 280ml | 190ml |
強力粉 | 400g | 280g |
砂糖 | 大3(約25g) | 大2+1/2(約20g) |
塩 | 小1+1/2(約6g) | 小1(約4g) |
バター | 25g | 20g |
スキムミルク | 大1+1/2(約10g) | 大1(約6g) |
ドライイースト | 1袋3g | 1袋3g |
パンケースに材料を準備する
エムケーのHBはパンケースに材料を入れる順番が決まっています。
水分を先にいれてから、残りの材料を入れ、イーストは水に触れないようにパンケース内で粉の一番上に置く、という順番です。
パンケースの準備方法
- パンケースに羽根をセットする
- 材料を計量
- パンケースに水を先に入れる
- ドライイースト以外の材料をパンケースに入れる
- 材料の一番上部にくぼみを作りイーストを乗せる(水にふれないように)(※バターは一番上に乗せています)
1.パンケースに羽根をセットする
きれいに洗って乾かしたパンケースに羽根をセット。
羽根が正しい位置になるよう、セットして確認。
2.材料を計量する
強力粉をデジタルスケールで計量してから、粉の左右に塩と砂糖を置いてます。
過去のパン作りでうっかり入れ忘れが多々あるため、念のため塩と砂糖は両脇左右に分けて。
デジタルスケールが2㎏まで計れるタイプなら、パンケースのまま最初に水を入れて、次に粉、、という順番でボウルを使わずに計ることができると思います(我が家のデジタルスケールは1㎏タイプ)
3.パンケースに水を先に入れる
MKホームベーカリーは先に水を入れるレシピになっています。
後日ケーキメニューでバナナケーキを焼いた時、粉から先に入れてみたら焼き上がりの底面に小麦粉が白く残ってしまいました。MKの場合はレシピ通りの順番で材料を入れる事が大切みたいです。
4.ドライイースト以外の材料をパンケースに入れる
水を入れたパンケースの中に、イースト以外の材料を入れます。
レシピブックにはバターをどこに入れるかの明記はなく「その他材料」としてこの段階でバターも混ざっていていいのだと思います(※私はバターは最後に乗せています)
5.材料の一番上部にくぼみを作りイーストを乗せる(水にふれないように)
パンケースに材料が入った状態で、一番上に指でくぼみを作り、そこへドライイーストを入れます。
これはドライイーストが先に濡れないようにするためです(※ドライイーストが先に水に触れると発酵過多の原因になることがあるため)
予約してパンをセットする時には必ずこの方法を忘れずに。
6.イーストを粉で隠し、準備完了
バターは粉と一緒でも大丈夫です。私はとても忘れっぽくて1代目のHBの時にも何度か材料を入れ忘れた事があり、一番上に乗せて確認しているだけです(笑)
HB本体にパンケースをセット
材料が全部入ったパンケースをHB本体にセットします。
しっかり固定する位置にセットして、蓋を閉めます。
メニューを選んでスタート!
電源を入れて、メニューを選びます。
食パンはメニュー番号「1」
1.5斤、焼き色「ふつう」がニュートラルな状態。
最初はこのまま焼いてみました。焼き上がりが夜9時37分に表示されています。
普通の食パンがこのセット内容でお好みなら、何も操作せずメニュー番号「1」を確認してスタートボタンを押すだけです。
1.5斤の食パンは4時間20分で焼き上がる
MKのHBの食パンコースの工程は、
ねり⇒予備発酵⇒ねり(ミックスコール)⇒一次発酵⇒ガス抜き⇒二次発酵⇒成形発酵⇒焼き上げ
という順番で作業が進んでいきます。
焼き色「ふつう」の場合は4時間20分(1.5斤)
焼き色「うすめ」の場合は4時間10分、10分早く焼き上がります。
MKのHBはミックスコールが鳴ってからトッピングする材料(ドライフルーツなど)を加えます。ここは自動ではないです(音を消す設定は可能)
イーストや材料の自動投入機能はないものの、MKの機種は蓋がシンプルな構造で軽く、お手入れがとても簡単です。
構造はお好みかな、と思います。予約セットをする事が多い場合には自動投入機能は便利。我が家は1代目のHBを使っていた時も予約はほとんど使わなかったため、自動投入は重視しませんでした。
最終的なねりが終わった状態は、滑らかな生地に。
焼き上がりが楽しみですね。
食パンがふっくら、とっても美味しそうに焼けました!
初焼き1回目は完成がドキドキしますね。
焼き上がりの20分ぐらい前から、とっても良い香りがします♪
焼き上がり写真は、このHBが届いて初めて焼いた食パンの写真です。
ふっくら、完成!
1回目でこんなにきれいに焼けるとは思いませんでした。
1.5斤食パンは横長です。山形もキレイ。スタートボタンを押しただけでこれだけ立派な食パンがやければ大成功♪
熱々なのでオーブンミトンを両手に付けて、パンケースを取りだし、ケーキクーラ(網)の上で粗熱を取ります。
パンを取り出すときはパンケースの4面をポンポンとたたいてから逆さにすると、スルッと抜けます。
食パンは焼き立てより冷めてからの方が切りやすい
粗熱取ってから、ビニール袋でそのまま保管。
私は大抵、夜に焼いて、朝食の前にスライスしています。
焼き立ての方が美味しそうなイメージありますが、熱いときは蒸気で水分が多く、スライスしにくいです。
冷めてからスライスすれば、とってもキレイにカットできます。
夜焼いて、朝切りました。
食パン第一号は、完璧な出来具合でした!
外はカリッと中はふわふわ♪
耳部分も美味しい!
生地に伸びもあり、10年以上前に使っていた1代目とは完成度が違いました。技術は進歩していますね。
焼いてから3日目まで、柔らかさが保たれて、トーストしてもカリッとすごく美味しい食パンです。
我が家には食べ盛りの息子(高校生)がいるため、1斤タイプのHBでは毎日焼かないと足りません。1.5斤食パンなら2~3日に1回焼けばいいので助かります。
食パンの焼き色「うすめ」の方が、パンの耳が柔らかくスライスしやすい
その後、焼き色を「うすめ」で作ってみました。焼き時間が10分短くなるので、上部は「ふつう」より薄い色になります。サイドはわりと濃いめの焼き上がり。
焼き色「うすめ」は、柔らかめですが、スライスしやすいです。
「ふつう」はしっかりめの焼き色が付くため、カットするときにパンのカスが多くなりがち。耳まで食べ応えはあるのですが、柔らかい食パンが好みの場合は固く感じるかもしれません。
そんな時は「うすめ」でセットしてみてください。
同じ材料でもまた違った食パンの食感を楽しめました。
まとめ
基本の食パンが1回目から上手に焼けて大成功。
味も想像以上に美味しくて、家族もとても喜んで食べてくれました。
材料セットしただけなのに、こんなに美味しいパンが焼けるなんて。
やっぱりHBを再導入して良かったです。