HBのレシピ通り作って美味しくできた「シュトーレン」
菓子パン風でホロッとした口当たりがクセになるパン生地の美味しさが魅力です。
その後は、溶かしバターと粉砂糖を仕上げに使わない「焼きっぱなし」バージョンで材料を少しずつ変えながら作っています。
今回は、「抹茶レーズン シュトーレン」をご紹介します。
抹茶レーズンシュトーレンの材料
「抹茶レーズン シュトーレン」、基本の材料はオリジナルレシピ通りの分量です。
基本の分量はHBでシュトーレン(1)をご覧ください。
変えた点は3つ、
①粉に抹茶パウダーを追加(5g)
②ミックスコールで加える具材(レーズン100gとスライスアーモンド50g)
③仕上げの溶かしバター&粉糖は使わない
レーズンは、いつも使っているコストコのカルフォルニアレーズン。
スライスアーモンドは、カルディで売っている商品です。
抹茶は、カルディ(ママズキッチン)の抹茶パウダー5g(1袋)
カルディの抹茶パウダーは、カルディで買ったHB材料の記事でもご紹介した小袋タイプ。
この抹茶パウダーはパウンドケーキを焼く時にも使えます。発色も良く、ほのかな抹茶の苦みも香りも楽しめるお手軽材料です。
今回は「焼きっぱなし」バージョンのため、仕上げに溶かしバターと粉糖は使いません。
パンケース 抹茶パウダーも粉類と一緒にセット
パンケースにミックスコールで入れる具材以外の材料を入れます。
材料を入れる順番は食パンコースと同じです。
エムケーHBの場合は、パンケースに羽根をセットしたら最初に水分、次に粉類、最後にドライイーストの順番。
抹茶パウダーは、一番上に乗せてみました。
粉類に事前に混ぜておかなくても、均等にコネられたのであまり神経質にならなくても大丈夫。
HBの「シュトーレン」メニューを使えば簡単
HBのメニューは「11:シュトーレン」を使います。
パンケースに入れた材料をセットして、メニュー「11」を押してスタート。
ミックスコールでレーズン・スライスアーモン投入
ミックスコールが鳴ったら、レーズンとスライスアーモンドを投入。
投入後は混ざり合うまで「カラカラ」と音がしますが、ゴムべらなどで手助けせずそのままで良い感じの生地になりました。
もしコネが終わった状態でパンケースにたくさん具材が散っている場合はHBが発酵モードに入って羽根が動かなくなってからゴムべら等で生地に混ぜてあげましょう。
焼き上がりの様子
焼き上がった直後の写真。
抹茶の緑色は薄くなってしまったけれど、焼き上がりの状態は生地の高さも程よく、基本のシュトーレンと似た形になりました。
パンケースから出した状態。
焼き具合もちょうど良さそう。
トップに筋ができています。この筋はHBシュトーレン生地の特徴。
糖度も高く、具がたっぷり入った菓子パン生地なので焼いた時に大きく釜伸びはしません。
その変わりに、コネの時にミックスコールで沢山具材を加えて混ぜた時にできる「ひねり」が焼いた時に筋のように割れ目になります。
今回は「焼きっぱなしバージョン」のため、焼き立てに溶かしバターと粉糖は使いません。
そのまま、冷まします。
HB抹茶レーズンシュトーレン スライス面
パンが冷めてから、スライスします。
良い焼き具合です。
写真だと硬いパンに見えるかもしれませんが、HBで焼くシュトーレンは硬くないのでカットしやすいです。
食パンのように伸びやかな生地ではなく、ホロッとした菓子パン生地。
硬くないから、とても綺麗にカットできます。
溶かしバターと粉糖で仕上げしていないから、切り分ける時に汚れないは「焼きっぱなし」の良さですね。
「焼きっぱなし」シュトーレンの味
スライスしてみると抹茶の深い緑が生地の色味になっているのが分かります。
レーズンも100gでちょうどいい量。
スライスアーモンドはスライス面では見えにくいけれど、ホロッとした食感のポイントはスライスアーモンドだから、多めに入れた方が口当たりもグンと良くなります。
仕上げに溶かしバターと粉糖を使わなくても、HBシュトーレンは生地そのものが美味しいです。
優しい甘さと、口の中でホロリと崩れるこのパンならではの食感が楽しめて、また食べたいと思える味ですよ。
HB抹茶レーズンシュトーレンで朝食♪
焼きっぱなしシュトーレンは、美味しい菓子パン生地。
おやつにも、朝食にも良く合います。
粉糖をまぶしてしまうと「おやつ感」が強くなってしまうけれど、焼きっぱなしバージョンは朝食のおかずとも合わせやすい味です。
抹茶パウダーの生地だから、レーズンの甘みが抑えられて美味しかったです。
まとめ
HBで作れる簡単シュトーレン。
基本のシュトーレンは間違いなしの美味しさ。そして「焼きっぱなし」バージョンも負けないくらい食べやすくて食べ応えのある菓子パン生地です。
シュトーレンはクリスマスシーズンにしか売っていないけれど、HBがあると季節を問わずいろいろなバージョンで作れるのが良いですね。
パンとパウンドケーキの中間のようなこのHBシュトーレン、本当に気に入ってしまって別バージョンもまたご紹介いたします。
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