ホームベーカリーで焼く食パンもシンプルで飽きないけれど、ドライフルーツやナッツをミックスして焼いた山形パンは香りも食感も楽しめて大好きです。
コストコで買っているカルフォルニアレーズンと、カルディ「生くるみ」を使って「HBレーズンくるみ山形パン」を作っています。
基本の作り方・くるみとレーズンの下準備・強力粉2種類で焼き比べてみた結果についてご紹介します。
コストコ カルフォルニアレーズン 下準備
レーズンはコストコのカルフォルニアレーズンを50g用意。
カルフォルニアレーズンは大袋で売っているコストコ定番商品。
コストコではいつも600円ぐらいで売っていて、リーズナブルで美味しいレーズン。
購入後に開封したばかりの状態は、レーズンの粒がほとんどくっついていないのでHBパンを作る時に軽量しやすいです。
大袋のためいつも開封後に冷蔵庫保管しています。そのため、レーズン同士がくっついて塊になっている事が多く、計量後には粒を手でバラして使っています。
MKホームベーカリーはミックスコールが鳴ってから具材を投入します。
食パンコースを使う場合、ミックスコールはスタート後60分以上経過後。
ミックスコールで慌てないように、最初の計量時に計っておきましょう。
※輸入レーズンのため気になる人は、レーズンをお湯でさっと洗って使うのもOK。その場合、キッチンペーパーなどで水気はしっかり拭き取ります。
カルディ「生クルミ」はHBパンに使いやすい
くるみはカルディの「生クルミ」を50g用意。
カルディの生クルミは食塩・油不使用でヘルシー。
実も大きくて割れも少ない、えぐみもない美味しいアメリカ産くるみです。
コストコにもクルミは売っているけれど、私はカルディで買っています。
ナッツ類は開封後に味が劣化しやすく感じているため、消費量があまり多くなければくるみはあまり大袋で買わない方がいいかもしれません。
カルディにはくるみは数種類売っていてどれもかなり美味しいです。
HBパン作りにも作りやすいし、値段もリーズナブル。
塩分不使用のくるみを使う方が、香りも風味も良いですね。
クルミの下準備・刻み方
クルミは計量後に刻んで使います。
香ばしいクルミが好きなら、刻む前にフライパンで軽く炒るか低温のオーブンで10分ぐらいローストすると香りが引き立ちます。
カルディの生クルミの場合は、炒らずにそのまま使っても十分美味しいのでいつもこのまま刻んでます。
刻む大きさはお好みで。私はいつも粗めのざく切り。
↑これくらいの粗さ。
まな板の下に、オーブンシートを敷いてその上で刻むと飛び散らないし、そのまま容器に移し替えられて便利。
刻む時は刃が長めの包丁かブレッドナイフが切りやすいですよ。
具材は予め準備しておく
くるみとレーズン、それぞれ50gずつ、合計100gの準備完了。
ミックスコールの時に慌てないように、基本材料をパンケースに準備するときに一緒に計量しておくと、後片付けも1回で済んで楽です。
HBメニューは食パンコースを使う
ドライフルーツやナッツを入れる山形パンも食パンコースを使います。
MKホームベーカリーは、「メニュー番号:1」
いろいろ作ってみたけれど、基本材料は食パンと同じ分量にしてます。
基本の食パンの分量さえ覚えていればアレンジは簡単。
甘めのドライフルーツが多めの場合は砂糖を減らしたり、スキムミルクを使わない時は少しバター多めなど、臨機応変で。
具材以外の材料をパンケースに入れて、いつも通りに食パンコースでスタート。
ミックスコールで具材を投入
ミックスコールが鳴ったら、具材を加えます。
あとは、HBにおまかせで綺麗に生地に練り込んでくれます。
生地こね終了後の様子
たくさん入れた具材も、HBが自動で綺麗な生地に練り上げてくました。
これくらい混ざっていれば均一になっているはず。
HBって、やっぱり便利!
焼き上がり
レーズンくるみパンが焼けました。
焼き上がる前から、香ばしいクルミの香りと甘いレーズンの香り、両方がお部屋に漂います。
1.5斤分の材料(粉は400g)に150gの具材を入れたのでどっしり感ある焼き上がり。
この生地は「スーパーカメリア」という強力粉を使いました。
スーパーカメリアでHBパンを焼くと普通のカメリアより山形は小さくなってしまうけれど、パン生地はしっとりめになります。
山型は低くなってしまうけれど、ドライフルーツやナッツ入りのパンなら密度がある食感の方が美味しい気がします。
この記事後半で「スーパーキング」との焼き比べについても画像載せましたのでご興味あったら読んでください。
HBレーズンくるみパン スライス面
※スーパーカメリア使用
山形は小さめだけど、生地はふんわりモチッと感あり。
くるみもレーズンも程よく混ざり合っていて良い感じ。
クルミはこのスライス面では見づらいけれど、食べるとクルミの食感が良く分かります。
大きくカットすると具の周りに空洞ができやすくなるため、ざく切りに刻んでから入れた方が均等に混ざってくれて美味しいです。
甘みと食感のあるモチッとしたHBレーズンくるみパンができました。
具材の量は70g+70g、合計140gでも作ってみたけれど合計100gの方が生地のふんわり感が良かったです。
現在、クルミレーズンパンは100gを定番で作っています。
何回か分量を変えて作ると好みの適量が分かると思います。
強力粉の種類で膨らみと食感はかなり違う
今回は粉の種類でどれくらい焼き具合や膨らみが違うのか試してみました。
比べてみたのは、「スーパーカメリア」と「スーパーキング」
↑上でご紹介したHBレーズンくるみパンは「スーパーカメリア」で焼いた時の様子でした。
スーパーキングで焼いた場合、膨らみも味の食感もかなり違いがありました。
違った点について以下に書いておきます。
「スーパーキング」でHBレーズンくるみパン
スーパーキングで焼いたレーズンくるみパンはこちら↓
(※焼く工程は同じです、省略します)
焼き比べてみたら差が歴然!
スーパーキングで作るとこんなに釜伸びた、ボリュームのある山形パンができました。
山形も1.5倍ぐらい高く感じますね。
同じ強力粉400g、具材も同じ合計100g
具の混ざり具合はスーパーカメリアと一緒で、ほぼ均一なねり具合。
1番違うのは、生地の味。
スーパーキングは大きく膨らんで見た目は美味しそうなのだけど、生地の密度が軽いためアッサリした味わい。
トーストするとサクサク食感になります。
でも、同じレーズンとクルミを使って旨みを強く味わえたのは「スーパーカメリア」でした。
スーパーカメリアは普通のカメリアより腰折れしやすく、カメリアより味も淡泊なため釜伸びさせたい食パンにはあまり向かないけれど、ドライフルーツやナッツ類を加えて作るアレンジパンには相性が良かったです。
まとめ
コストコとカルディの材料を使ってHBレーズンくるみパンを焼いた感想をご紹介しました。
ドライフルーツやナッツのたっぷり入ったHBパンは具材の組み合わせだけでなく、ライ麦粉や全粒粉で配合を変えるだけでまた違った味わいのパンが作れます。
バターを使わずオリーブオイルでも美味しく焼けます。
普通の食パンコースに慣れたら、あれこれ配合や材料を変えて作ってみてくださいね。
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