MKホームベーカリーのケーキメニューを使った3回目は、またまたバナナブレッド。
3回目もバターを使わずサラダ油で美味しく作れるレシピを作ってみました。
サラダオイルでしっとり柔らかくバナナの香りがしっかり残る生地が理想です。バターを使わなくてもふんわり美味しく作れたら、きっとまた焼きたくなるはず。
リピできる簡単バナナブレッドのレシピ探しはこれで終わるのか?さあチャレンジです。
カップ計量で簡単に作れる!サラダ油のHBバナナブレッドの材料
▼サラダ油で作るバナナブレッドの材料▼※作りやすい分量に少し調整しました
材 料 | パウンド1本分 |
サラダ油 | 1/4カップ(50ml) |
牛乳 | 1カップ(200ml) |
卵 | 3個 |
★バナナ(つぶす) | 1カップ(約200cc分) |
薄力粉 | 3カップ(約600cc分) |
ベーキングパウダー | 小さじ2 |
砂糖 | 1+1/4カップ(250cc分) |
塩 | 小さじ1 |
※今回も海外のレシピを参考にしました。もっと多い分量のレシピを少なめにして作りやすい分量に直してみました。
※砂糖は一部を三温糖にしました。
材料もカップ計量の方が簡単なので、粉も液体類もバナナも全てカップ計量の分量です。つまり、アバウトな感じでも作れるレシピ。
材料も計量も簡単でないと結局作らなくなってしまうものです。せっかくHBにケーキ機能があるのに活用しないのは勿体ない!(←1代目のHBにもケーキ機能がついていたのに活用できなかった過去あり)
思い立った時に2時間で確実に美味しいバナナブレッドが焼けたら良いと思いませんか?
そのためには、やはり材料も簡単、計量も簡単が一番。
【失敗しないコツ1】材料は液体から順番にパンケースに入れる
2回目のバナナブレッド(サラダ油使用)で私が失敗した画像と間違えた手順を説明しました。MKホームベーカリーの場合、ケーキコースで材料を投入していく場合は液体の材料から先にパンケースに入れた方が絶対失敗少ないです。
粉類を先に入れてしまうと底の部分が混ざりにくく、焼き上がりも粉がそのまま残ってしまいます。
MKホームベーカリーの説明書では、ケーキコースを使う事前準備として、ボウルにバター類を先に混ぜてから粉類も加えてからその生地をパンケースに入れてスタートする方法が基本として書いてあります。
私はケーキコースを簡単に使いたいため材料を事前に混ぜずにパンケースにそのまま投入する方法で作っていますので、同じ機種をお使いの場合は説明書通りに作れば私のような失敗はないです。ご安心ください。
前回の失敗を教訓に、ちゃんと液体から入れました。先に液体が入っていれば粉が底に白いまま溜まってしまう失敗は避けられます。
MKホームベーカリーのケーキメニュー「12」はスタートすると約15分間しっかり「ねり」が行われ材料は良く混ざるようにできています。
液体を入れてから、粉類もカップ計量でそのまま投入。
私は粉もふるっていません(汗)
この大きめのパイレックスのカップの中でベーキングパウダーを加えてスプーンでグルグル混ぜた程度です。これでも膨らみましたので粉ふるいしなくても無難にケーキは焼けています。
【失敗しないコツ2】「ねり」スタート後にゴムべらでパンケースの粉を落す
HBのケーキメニューで材料を混ぜずにパンケースに投入した場合、必ず必要になるのがこの「粉落とし」作業。
スタートボタンを押すとすぐ「ねり」が始ります。でも事前に粉類と液体類をボウルで混ぜていないため粉がパンケース内側に残ってしまうのです。
羽根は強くグングン回ってくれますが、さすがに上部の粉までは巻き込んでくれません。パンケースを傷つけないようなシリコンこむベラで粉を落としながら生地に巻き込ませてあげる手助けをしています。
※羽根は勢いよく回っていますから、羽根に触れないように注意!
「ねり」が約15分間続き、その後「焼き」が続いて始ります。あとは焼けるのを待つだけ♪
ケーキメニュー「12」はスタートボタンを押してから焼き上がりまでちょうど2時間。
焼きあがる30分ほど前からすごく良い香りがしてきます。
サラダ油のHBバナナブレッド、焼き上がりも大成功♪
香ばしい甘い香りとバナナの美味しそうな香りが立ちこめて、焼き上がり蓋を開けた瞬間にこの焼き色!
焼き上がりは成功です。前回失敗した底部分がちょっと心配。
ケーキクーラーに出して底も見てみましょう。
サイドも美味しそうに焼けていますね。上部の表面が艶やか。
問題は底の部分です。恐る恐る底を見てみました。
底がとってもキレイ♪
焼きムラもなく、もちろん粉も残っていません。パンケースの羽根もスルッと抜けました。
これで、焼き色は合格点。
つやっとしたバナナブレッド、切って食べてみましょう
カップ計量で作ったサラダオイルHBバナナブレッドの味はどう?
スライスすると、外側のカリッと感と内側のふんわり感の両方を感じました。
生地がふんわり柔らかく焼けています!
食べてみると、外側の焼き色のついた部分は甘いバナナ味、内側のふんわり生地は優しい甘さでほんのりバナナ味。
優しい味でふんわり感もしっかりの美味しいバナナブレッドになっています!
やわらかふんわり感は、スライスした1切れを持ってみると良く分かりました。生地も詰っていなくて、やわらか過ぎないふんわり感。バナナブレッドとしてのこっくりした甘さはちゃんとあり、ふんわり感は数日持続しました。
成功したサラダ油のHBバナナブレッドで朝食♪
このバナナブレッドもケーキというより「パン」に近い食感だから、朝食のおかずにも合いました。
メニューは、目玉焼き・キャベツ炒め・生ハム
甘さがキツくないから、塩気のあるおかずとも相性良かったです。
そして、このバナナブレッドの特徴だった上部のツヤツヤ感は日付の経過と共に照り感が増して、この部分は甘くなっていました。
サラダ油を使ってもバナナブレッドがHBで簡単に美味しく作れるチャレンジは大成功!
まとめ
HBのケーキコースで簡単にバナナケーキが焼きたくて3種類続けて焼いてみました。
3つとも材料も分量も違い、サラダオイル使用のバナナブレッドは海外レシピを作りやすく調整して自己流で作っているため単純に味の比較はできませんが、一番美味しかったのはやはりバターを使った1回目のバナナケーキです。
バターもたっぷり使っているし、くるみの香ばしさとバナナの香りがとてもマッチしていました。基本がバターパウンドケーキですから、数日後でも香り豊かで「ケーキ」として味わい深かったです。
でも、バターを沢山用意する必要があることと、生地が詰った感じに焼けるため朝食には少し重く感じ、もっと簡単にすぐ作れるサラダオイルを使っても美味しく作れないかな?と。
3回目に作ったバナナブレッド、これは大成功でした!
まだ分量の改善の余地がありそう。
HBのケーキコース、なかなか使えそうですね♪