HBで美味しいヨーグルトを作れ、「種つぎ」も問題なくできることが分かりました。
でも、付属の発酵カップでは1回に牛乳200ml分(+種ヨーグルト20g)のヨーグルトしか作れません。この量では毎日作らないと我が家の場合は足りません!
1度に倍量(牛乳400ml分)作れたら2日間持ちます。毎日ヨーグルトを作らなくても2日に1回「種つぎ」すれば良い計算です。
現在は、自宅にあるジップロックコンテナを使って毎回約450ml分のヨーグルトを作れるようになりました。
HBでヨーグルト発酵にジップロックコンテナを使う方法とコンテナ種類についてご紹介します。
3つのジップロックコンテナを活用!HBでヨーグルトをたくさん作る方法
HBの付属発酵カップを使った基本のヨーグルト材料は、牛乳200mlに対して種となるヨーグルトを20gを加えます。
ヨーグルト20gは約大さじ1ぐらい。
つまり、付属の蓋付き発酵カップで1回に作れるヨーグルトは250ml以下です。
HBK-152には発酵カップと同じ形で蓋のない計量カップがもう1個ついています。
カップ2個で作れば倍量できます(※1個には蓋がないからラップなどで覆う必要あり)
このHBが到着した時に撮影した写真↓
羽根回転軸に触れないように2個並べることができます(※計量スプーンと羽根は無視して見て下さい)
でも、この方法だと容器を2個分熱湯消毒しないといけないし、量が少ししかできない割に容器上下のヨーグルトの滑らか具合に差があることも気になりました。
説明書には「1度にたくさんの量を作りたいとき」という項目が記載されています。
【ヨーグルトをたくさん作りたい時の方法】※取扱説明書参照
- 500mlの牛乳パックにプレーンヨーグルト50gを加え混ぜる
- パンケース本体にセット、羽根取付け軸の周りに厚めのふきんを置きパンケース内を平らにしてから1を置く
- 電源を入れ、HBのヨーグルトメニュー「15」で発酵カップ使用時と同じ設定でスタート
※説明書には書いてありませんが、牛乳パックの蓋は閉じておく必要があると思います。
説明書の推奨方法を参考にすると、つまり羽根回転軸をカバーして平らな環境を作れて牛乳パック500ml程度の高さまでの容器なら使用することができる、ということ。
HBK-152は1.5斤タイプのHBなので、パンケースの蓋は1斤タイプのHBより高さに余裕があります。
今キッチンにある容器をあれこれセットしてみたところ、一番しっくりする方法が判明!
それは、ジップロックコンテナを組み合わせて使うこと!
HBのヨーグルト作りにピッタリ合うジップロックコンテナ3種類
現在ヨーグルト作りに使っているジップロックコンテナは3種類です。
※丸形473mlは発酵用と、できたヨーグルトの保管用に2個使っています。
- ジップロックスクリューロック 丸形473ml
- ジップロックコンテナ 長方形236ml
- ジップロックコンテナ 正方形118ml
▼ヨーグルトの発酵用に使っているのはこちら
パンケースにジップロックコンテナをセットする方法
それでは、具体的にジップロックコンテナをどのように使ってるのかを書いてみます。
①使う道具を準備。容器とスプーンは熱湯をかけて消毒しておく
丸形473ml本体・蓋・スプーンに熱湯をかけて消毒してから、乾かして冷まします。
次に、丸形473mlに牛乳400mlと種となるヨーグルト(市販のプレーンヨーグルトか種つぎ用に取り分けたヨーグルト)を加えてスプーンで混ぜて蓋をします。
②HBに羽根なしパンケースをセットし、長方形236mlを逆さに置く
羽尾付けない状態のパンケースをHB本体にセットします(※写真は撮影の都合上パンケースだけです)
パンケースの中に、ジップロックコンテナ長方形236mlを逆さにして羽根取付け軸を隠すように置きます。
長方形は置くだけなので、熱湯消毒しなくても大丈夫だと思います(←直接材料が触れる訳ではないため)
③逆さに置いた長方形236mlの上に丸型473mlを乗せる
長方形236mlを逆さに置いて、その上に牛乳と種ヨーグルトを入れた丸形473mlを乗せます。
逆さに置いた長方形は安定感がありグラつきません。
角度を変えてセットした状態のパンケース内を見ると、絶妙な配置!
ヨーグルト発酵中、HB内はほんのり温かくなります。熱くはなりませんが、金属のパンケースに当たらない方が温度が安定します。
④電源を入れてヨーグルトメニュー「15」を設定
市販のプレーンヨーグルトを種として使う場合は、「高温」設定が適しています。
現在「明治ブルガリアヨーグルト」で作ったヨーグルトを種つぎして利用しています。毎回「高温」設定で美味しく作れています。
※使うヨーグルトの種類によって温度設定を「低・中・高」から選択可能
※中温・高温の発酵時間は8時間、低温発酵は24時間
ジップロックコンテナでHBヨーグルトがたくさん作れる
8時間後、ヨーグルトが完成!
見た目は、付属の発酵カップで作った時よりも乳清が少なめで上部のヨーグルトも水っぽくありません。
冷やしてから食べましょう。
たっぷり約450mlのヨーグルト、冷やしてスプーンですくってみました。
発酵カップより、上下部分の差が大きくない濃度です。中心から下はとっても滑らかなヨーグルトです。上部は少しブツブツ間はまだ残っていますが、発酵カップで作ったヨーグルトよりジップロックコンテナで作った方が舌触りが美味しいです。
種つぎ用のヨーグルトを小さなジップロックコンテナに取り分けておく
ヨーグルトを冷やしたら、食べる前に種ヨーグルトを取り分けておきます。
ジップロックコンテナの中心部分の滑らかな場所から取ります。
これが、次の種ヨーグルトになりますから、50g分を小さな蓋付き容器で保管します。
種ヨーグルトの保管にも小さな正方形のジップロックコンテナを使っています。
正方形118mlだから、とても小さいです。自宅ではゴマなどを保管しているものを使ってみました。
取り分けたヨーグルトと食べる方のヨーグルト。
ジップロックコンテナの蓋は平らなので重ねた状態で冷蔵庫で保管できますよ。
ヨーグルトの「種つぎ」継続実験!市販のプレーンヨーグルトは何回まで作れる?
その後も、ずっとジップロックコンテナを組み合わせてHBヨーグルトを作り続けています。
HBの取扱説明書では種つぎの目安は2回、と書かれています。
でも、2回目の種つぎで完成したヨーグルトもしっかり固まっているし、とても美味しくできていました。
せっかくなので、何回まで継続して美味しくヨーグルトが作れるのか実験中です。
HBが我が家に届いたのは9月中旬。
その後2~3日に1回ペースで作り続けています。回数を細かく数えていないのですが、もう10回目ぐらい種つぎしています。現在も美味しいヨーグルトを作り続けられていますから、もう少し続けてみるつもりです。
まとめ
もっとたくさんHBでヨーグルトが作りたいな、とキッチンにあるジップロックコンテナを使って基本の2倍量のヨーグルトを作れるようになりました。
ジップロックコンテナは耐熱性なので熱湯をかけて消毒ができます。軽くて蓋がピチッと閉まり、使わない時は重ねて収納できるのはとても良い点。
ただし、臨時的にこの容器を使っているため、できればヨーグルト作りには専用の容器を何か用意した方がいいかもしれません。熱湯消毒できて蓋付き、そして清潔に保てる大きめのガラス保存瓶ならパンケースに入れられそうかな?などとあれこれ探し始めたところです(※ジップロックコンテナを食品保存に複数使っているため衛生的に少し気になって)
1.5斤のパンケースは大きめだから、500mlの牛乳パック程度の大きさと高さの容器は入れる事ができるのです。
市販のプレーンヨーグルトからまたヨーグルトを作れるため、とってもお得にヨーグルトが作れるのが一番メリットですね。それにヨーグルト容器のゴミも減らせます。牛乳だけ買えばいいから、とってもエコ♪
ヨーグルト作りと食パン作りだけでもホームベーカリ代のの元は十分取れますね(←我が家はふるさと納税の返礼品として頂いたため、実質的な自己負担はわずかです)
※種ヨーグルトの継続は自己責任で行っています。取扱説明書では継続2回が目安と記載されています。試してみる場合も自己責任にてお願いします。