エムケーのホームベーカリー「ふっくらパン屋さんHBK-152」には、焼き芋メニューが付いています。
ホームベーカリーで本当に美味しく焼けるの?って思いませんか?
はい、間違いなく美味しく焼けます!
パンケースにセットするだけで、簡単に本格的な焼き芋を自宅で作る事ができるのです。
新しいホームベーカリー「HBK-152」が我が家に届いてから何度も焼いて味わっています。
今回は、徳島県産のさつまいも「なると金時」を焼いて食べた時の画像と一緒に、HBで焼き芋を焼く手順を書いてみます。
MKホームベーカリー「ふっくらパン屋さん」の2つの焼き芋メニューについて
エムケーホームベーカリー「ふっくらパン屋さん HBK-152」には焼き芋メニューが2つ付いています。
メニュー番号「16」は、【ほっくり焼き芋】
メニュー番号「17」は、【蜜甘焼き芋】
どちらのメニューも自動設定ではなく、芋の重さを事前に計量してから焼き時間設定表を目安に「時間設定」してからHBをスタートさせると、自動的に焼き芋が焼ける仕組みになっています。
ほっくり焼き芋はホクホクとした焼き上がり、蜜甘焼き芋は蜜がたっぷり甘くねっとりした焼き上がりになると説明書に記載されています。
この2つのメニューは焼き温度が違うかどうかは今の所不明ですが、説明書に書いてあるサツマイモの重さと設定時間の概算表を見ると、加熱時間が長いか短いかの差ではないかな?と解釈してます。
少し文字が小さいですが、下の写真↓右側に設定時間表が書いてあります。
例えば、
さつま芋350gまでは、「ほっくり」が2時間10分、「蜜甘」が2時間50分。
その差は「40分」です。
これはお芋の量に関係なく2つのメニューには「40分」の差があります。だから多分メニューの違いは加熱時間(焼き上がり時間)の差ではないかと思って使っています。
ホームベーカリーで焼き芋を美味しく焼く手順
まず、さつま芋の重さを量ります。
1度に焼ける分量は最大700gまで。
HBK-152は1.5斤タイプのホームベーカリーだからパンケースは横長で大きめ。「なると金時」も2本余裕で入ります。この時は2本で353gありました。
次に、楊枝か竹串でさつまいも全体に穴を開けます。
プチプチと全体をまんべんなく刺します。強く深く刺す必要はありません。軽く全体を回しながらプチプチ刺していく感じで。
さつまいもはいつも計量後に洗ってよく拭いてから穴を開けています。洗う場合には芋についた水分をよく拭き取っておいた方がいいです。水分が残っていると焼いた後に芋から出た液体でパンケース内に茶色く汚れることがあるかも。
汚れがついてもお湯を入れてからスポンジで洗えばすぐ落ちます。私も10回ほど焼き芋を焼いて1回だけ羽根芯の所に茶色いベタベタが焼き付きました。でもお湯で浸してから洗ったらすぐ落ちたので茶色い汚れが付いても心配しなくて大丈夫です。
穴がさせたら、アルミフォイルで1つずつ包みます。
この時アルミフォイルの閉じ目を上に向けておくと、パンケース内に液がにじみ出て茶色い汚れが付きにくいです。
アルミフォイルで包んださつまいもをパンケースに入れます。パンケースには羽根を付けません。
さつまいもが大きいときはパンケースに入る大きさに切って入れれば良いそうです。
横長パンケースだから、大きな焼き芋がちょうど2個並んでぴったり♪
メニューは「16」のほっこり焼き芋メニューを選びました。
焼きが足りない時はメニュー番号「E」「焼き色:中」で焼きの追加ができると説明書に書いてあるので焼き上がり後にもっと焼きたい時には安心です。
さつま芋の重さが「353g」でしたので、概算表を見て2時間10分に設定。
時間設定はメニューパネル左の「時」「分」ボタンを押して簡単にセットできます。
あとは、焼けるのを待つだけ♪
焼き上がり30分以上前から、まるで石焼き芋屋さんのような香りがしてきます!
HBで焼いた「なると金時」は石焼き芋屋さんにも負けない味!
2時間10分後、ブザーがなったら完成です。
HBはとても熱くなっているので、オーブンミトンをしてパンケースを取り出します。
熱々のアルミフォイルを開いてみると、蜜がしみ出た美味しそうな「なると金時の焼き芋」が出来てました。
焼き芋だけど表面を直接火であぶっている訳ではないから、皮に焦げ目はありません。焼く前より少しシワができててしっとりした感じ。
二つに割ってみると、甘い香りが立ち上がるしっとりした焼き芋になっていました。
メニュー「16」のほっくり焼き芋コースでも、十分柔らかくてねっとりした焼き上がりです。
この柔らかい感じが気に入って、それ以後ずっと「16」のほっくり焼き芋コースでセットしています。他の種類の芋でも今の所問題なく十分ねっとり感がでて焼けています。
お芋の種類によっては「16」で焼いて焼きが足りなかった時だけ次回から「17」の蜜甘焼き芋コースにしてもいいかもしれません。
お芋を縦に手で簡単に割れるくらい、ホクホクで柔らか♪
ものすごく熱くて、横に冷たい濡れ布巾を置いて手を冷ましつつ「あちっ!あちっ!」って言いながら写真撮りました(笑)
なると金時があまりにもとろりとしていて、スプーンですくって食べました。
香りはまさに「石焼き芋!」
今まで「なると金時」はホクホクなイメージが強かったけれど、HBで焼いた味はまるでスイーツのように濃厚でねっとりトロリとしていて甘い。
繊維感もほとんど感じずそのままでスイートポテトみたいでした。
我が家の夫はお芋が大好き。このホームベカリーを選ぶ時に「焼き芋がやけるよ」と言ったら即OKが出たほどです。
そんな夫は、この「なると金時の焼き芋」を食べて、それはそれは感動していました。
実は、私と息子は芋栗系がちょっと苦手です。飲み込む時にノドに引っかかるようなあの感じがダメなのです。でも、この焼き芋は息子でさえ1/3本も食べました。私も全く気にならず食べています。
最近のさつまいもは進化していますね!
まとめ
HBで美味しい焼き芋が焼けるのは本当です。
美味しいを通り越して、ちょっと感動する味に焼けます。
このHBが届いてから、パン・ヨーグルト作りは交互にほぼ毎日、週末は焼き芋とフル稼働!
まだまだ使っていないメニューがいっぱい残っていますが、この3つのメニューだけでも当分飽きずに作り続けられそうです。
焼き芋メニューも別の種類のさつまいもを使うと、また違う美味しさに出会えることも分かってきました。
美味しい焼き芋が焼けた時に、少しずつご紹介していきます。